乾燥こんにゃく料理のコツ
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たっぷりの熱湯で時間をかけて戻すと カロリーが低くなります。 |
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低カロリー化目的では、そのまま水あめを含んだ乾燥状態で使用すると低カロリー食品でないため、お湯(水)戻しで水あめ成分を流出させて使用する必要があります。 よく戻すためには、たっぷり(10倍量)のお湯(水)で30分以上かけて戻してから水洗するか、数回の水交換洗い流し作業が必要です。 なお、乾燥こんにゃくは春雨など他のデンプン主体の食品と違い、戻し過ぎによってのびるということはありません。灼く2.5倍量に膨潤し乾燥こんにゃく内の水あめと溶媒である水の置換えが終わると、こんにゃく食感となりそれ以上に膨潤しません。 最終的には、理論上約30kcal/100gとなりますが、条件によっては約50kcal/100g程度になります。 |
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鍋ものにはそのまま入れても戻せます。 | |
鍋ものなどにそのまま入れて戻す場合は、溶媒が水でなく調味液となりますが、その影響は少なく食塩濃度3%においても良好に膨潤することができます。また、膨潤と同時に味が染み込んでいき、おいしくいただけます。 | ||
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アク抜きの必要はありません。 | |
従来のこんにゃくは、強いアルカリ性で保存性を高めて流通するため、十分アク抜きをしてから料理に使用する必要があります。乾燥こんにゃくは乾燥状態で流通するため、アルカリを中和してから乾燥していますので、ご使用前にアク抜きをする必要はありません。 | ||
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臭いがなく味しみ抜群でどんな料理にもよくなじみます。 | |
従来のこんにゃくは、こんにゃく芋(Amorphophallus konjac)に含まれるトリメチルアミン由来の特有な臭いがありますが、乾燥こんにゃくで使用しているムカゴこんにゃく芋(Amorphophallus Oncophyllus)にはトリメチルアミンが含まれていないので、臭いがありません。また、乾燥行程により表面が多孔質となっているので、従来のこんにゃくにくらべ味しみが早く、どんな料理にもよくなじみます。アイデア次第で鍋料理からサラダやデザートにも、いろいろなお料理にご使用下さい。 | ||